まぐれです

この夏の甲子園大会でのこと。
広島広陵高校の監督が、大会新記録になるホームランを打っても、「まぐれが続いているだけです。誉めません。」といったコメントをしていたことに、凄さを感じた。指導者としての力量、生徒との信頼関係、勝負師としての洞察力。全てに於いて抜きん出るものがなければ、できないこと。
勝負していない今の自分を、変えなければ。

この夏の学び

この夏の学びをいくつか

・磨かなければ衰える。良い努力を継続することが大事。
・世の中では、考えるよりも調べる(ググる)方が多い。(さあ、その中でどうする?)
・自分の中ではHowよりもWhyから思考し、相手の状況を考える。しかし相手には、WhyではなくHowで尋ね、解決の道筋を考えさせる。
・年齢を重ねると最も邪魔になるのはプライド。

キーコンピテンシー

中央大学のキーコンピテンシーを見やすくまとめてみた。どの項目もレベルが上がるほど、多様性を理解し変化に対応する中で、自分を主張できるかということになることが見えてくる。
http://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/gp/competency_pro/competency/definition/pdf/definition_01.pdf?1503628843611

日数教和歌山大会二日目

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台風が過ぎ、天気は回復。
支度をして会場の附属中学校へ向かうと、昨夜お世話になった山口のオレンジ軍団や、矢嶋先生に出会いご挨拶。県庁裏の美術館と博物館が隣接しているこの学校は、さぞや文化的刺激のある学校かと。
ICT分科会で終日飯島先生の話を伺うことに。
最初はもう恒例になった飯島先生のご発表。その場で助言者をと言われ、話をすること前提に発表をお聞きするのは、なかなかなもの。デジタルでの誤差についての考察は、この手の探求をしたことがあれば、必ず突破しなければならない通過点。
でも、それを経験している方が、この場にどのぐらいいたのだろうか。他の方の発表を聞いていて、悩ましい思いになる。
自身の発表は、昨夜の藤原先生のご教授に従い、2つの実践のうち台形の相似一つに絞って提案。伝わっただろうか。
後半の発表も、ウム・・・。ここに来られた方は、どう思われたのか。日本のICTの底の浅さを感じてしまう。企業や行政の思惑に振り回されるだけでなく、発表者の意識や理解の低さ。
自分の立ち位置を再認識。
帰りの列車の中でも、飯島先生からたくさんお話を聞かせていただく。後半は少しだけ、自身の総合への取り組みを語らせていただく。
思い悩むことがないと言えば嘘になるが、今の環境・スタッフに心から感謝し、進んでいこうと思う。

台風の中での日数教和歌山大会1日目

朝から怪しい天気。和歌山に向かっているとしか思えない台風。
昨夜は到着が遅かったからわからなかったが、ホテルからは和歌山城がよく見える。高さもなかなかあるお城。雨でなければ見に行きたいところ。
講演が2つと、シンポジウム。
久しぶりの日数教、意見を言うつもりがなくなんとなく聞いていたことを後悔。日本の数学教育を動かす場、主張できるものを持っている気概がない今の自分。やれることは、分科会発表だけではないはず。
台風による雨は、とんでもないことに。大きなホールにいたので全くわからなかったが、実況を見てみたかった。f:id:muto60:20170809084717p:plain
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近藤先生の講演は実態を交えて、共感するところが多いもの。駄目な説明を見せて、どこが駄目なのかを読み取らせる必要を感じた。結局のところ国語。文章力。

夜の永田先生の集まりは、さらに熱い集団。それを動かしているのは、間違いなく永田先生の度量。
そんな中、3月の東京での授業研での自分の発言を覚えていただいた方がいて、握手を求められた。そんなこともあるのかと、こちらが感激。
勢いに乗って、明日の発表資料を手に、10人ほどに説明の押し売り。藤原先生に聞いていただいたのは、実はとても嬉しい。
明日の発表が、さらに楽しみに。

息子がフィリピンへ

関西国際空港へ向かう電車の中でこれを書いている。
こらから、息子がフィリピンへ語学研修に出掛ける予定。予定というのは、飛行機のチケット入手で、どうやら名前を入力ミスしたらしい。そのことで、出発前の最中、様々なやり取りをネットや携帯でしているが、なかなか大変。航空会社は、日本に支店がないようで、連絡はフィリピンの模様。初めての海外にしては、ハードルが高い。まあ、そういう経験も必要だと、後から笑い話として言えるようになることを願う。
娘のアイルランド行きの時には、チケットを取ってやったことを思い出した。

さあ、どうなるか。
頑張れ息子、19歳の夏。

さらに、踏切の事故か何かで、電車が止まってしまった。ハードルはどんどん上がる。

なんとか1時間40分前に、関西国際空港に到着。自分のような何度も海外に行っていても、初めての空港は、かってがわからない。
それでも荷物を母親に託して走り出す姿は立派。とはいえ、事前に見せた地図が理解できていなかったようで、後から来たはずの自分の方が、先にカウンターへ。焦っていたことだろう。
カウンターで確認したところ、名義変更は、直接フィリピンへ4時間前までに連絡する必要があるとのこと。キャンセルも出来ず、アウト。
結局のところ、まるで電車の切符を買うように、カウンターで往復チケットを注文。対応して下さった職員も、こんなケースはそうは無いようで、あたふたと、電話連絡。申し訳なさそうな顔で、チケット代を、まるで飲み会のお愛想のように、メモ用紙にエンピツ書き。おお!行きのチケット代は帰りの5倍!!!さらに現金払いのみというのも、致し方ない。
仕方なくお支払い。
父として、これぐらいしかできないものの、やってくれるぜ我が息子。
お釣りを持ってくる方も、おそらくは、笑いが止まらなかったはず。

元気でやれよ、の言葉で送り出す。

再び始めてみることに

文章を書けなくなっていることを、このところ感じている。書くスピードが遅い、適切な言葉が出てこない、冴えない、といった感じ。
普段もそんな思いがあり、加齢による衰えと諦めていた部分もあるが、出来ることをやっていこうと思う。自分で磨かなければ、何事も良い方には変わらない。

どこまで続けられるかはわからないが、文章を書く日々を再開しようと思う。
これが記念すべき(?)その第一歩。